手術後も続く肩の痛み 腱板断裂 クリック インピンジメント 東京都港区にしむら治療院

スポーツ選手や一般の方も多く来院されている「肩のひっかかる痛み」ですが、手術されている方も多い肩の症状の一つです。

しかし、手術後も「肩の引っ掛かりと痛み」がなぜ続くのでしょうか?

ヒントは腰や股関節、その人が予てより悩まされる症状(例えば肩こり、外反母趾)などです。

多くは一週間に一度のペースで1ヶ月でだいたいの人が良くなる傾向にあります。

まずは、お電話にて症状についてご相談いただけたらと思います。

 

TEL: 03-6435-2437 Mail: nishimura@hari.space

にしむら治療院ホームページ

 

長く続く肩の痛みから腱板断裂へと移行し、手術するものの、クリックとその際の疼痛が改善されなかった方が頸椎・胸椎・腰椎および骨盤の施療によって改善した症例について報告致します。

 

患者さんの肩が訴えてくる緊張を捉え、異常な運動連鎖によって肩に痛みを起こしている場所を見つけ、そこから肩へのスムーズな流れを再度作り上げることが何よりも必要です。

 

一年前に腱板断裂を診断され、手術をされました。

術式などは日本ではないため私には分かりませんでしたが、恐らく縫合術だと思われます。

安静時痛や初動での疼痛はなくなったものの、可動域制限(外転75°で疼痛とインピンジメント、屈曲100°で疼痛、外転外旋じに上腕部に疼痛)と、腕を上げた状態での保持(電車の吊り輪を持つのが辛い)、そしてクリックと疼痛は以前変わらず時間が経過していました。

その後、腰痛も患い、来院に至りました。

 

肩の整形外科治療について学ぶためのお勧めの本はこちら

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本人としてはまず腰痛を楽にしたい、それが良くなったら肩も少しずつ良くなれば、という話でしたが、肩を動かした際の体全体の流れとして、体幹の施術で肩にも変化が出ることが予測できたので、肩の経過も一緒に追っていきました。

 

運動連鎖のお勧めの本としてカパンディやキネシオロジーでも監修されている先生の本

 

身体の機能的触診を行った結果このような緊張がありました。

肩板断裂症例

左肩上方変位(rib1.2左上前方変位)
下部頸椎右回旋(C6/7左前上方変位・C4右後下方変位)
下部胸椎左屈(Th10,L1左下方変位)
腰椎右屈(Apex L3)
腸骨は左後下方変位・仙骨も左後下方変位

 

肩を動かした時の流れに違和感があったのは、左肩を挙げた際に腰がぐっと左側が落ちる様子でした。

流れで言えば、腰も背中も肩に協調する様に連動するのが、逆の方向へと動き出しています。

そこを代償する様に上部胸椎から頸椎で引っ張り上げようとするために頚神経の問題も起こしているような動きの流れでした。

腰の痛みに対する治療が、肩の動きに流れを作るのと関係が見られたため肩の変化を腰の治療後に確認する様にしました。

 

骨盤の治療に加えて肩甲上腕関節の後方の狭窄が見られたため棘下筋と小円筋のリリースも行いました。

仙腸関節
写真にある例では右腰をリリースしています

座位になると再度左腰が落ちる傾向があったので座位でのリリースも行う必要がありました。

胸腰椎座位モビリゼーション
胸腰椎座位モビリゼーション

長年の方の癖のため、数日後にはまたクリックが出現してしまいますが、治療後にはクリックが改善するため、体がなじむまでは何度も同様に機能改善をする必要がありましたが経過がよく、安定してきました。

 

長く続く肩のトラブルでお困りの方に少しでもお力になれれば幸いです。

西村 公典

東京都港区芝5-27-5山田ビル503

03-6435-2437 nishimura@hari.space

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ストレスの波及 肩の痛みと全身の機能

肩の可動域改善に対する分析

水泳と肩関節のひっかかり

 

運動連鎖によく紹介される肩板断裂後のストレス回避の運動連鎖があります。

ストレス回避による運動連鎖自体が、腕の可動制限を起こすこともあります。

機能評価と動きの分析が必ず必要です。

本のご紹介もした運動連鎖の本から一例をご紹介します
(参考図書:運動連鎖リンクする身体)

 

ストレス回避の運動連鎖
ストレス回避の運動連鎖

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