登山・トレイルラン・ランニング 足の痛み 東京都にしむら治療院

山登り・トレイルラン・ランニングで起こる足の痛みの多くは「捻挫」などの外傷ではないでしょうか?
一ヶ月以上にわたり、いわゆる「捻挫の後遺症」として続くこともあります。

他の問題といえば、「疲労からくる痛み」「靴擦れ」が多くなります。

 

ランニングと仙骨の可動性についてはこちら

ランニングと接地時の力学的動作分析」についてはこちら

マラソンと足の痛み」の症例についてはこちら

長距離走と足底腱膜炎・アキレス腱炎

ヒールと足の痛み・足底腱膜炎・アキレス腱炎 総腓骨神経麻痺との関連

 

 

 

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今回は足の裏の痛み、それも踵や土踏まずに起こりやすい足底腱膜炎ではなく、足の外側の痛みを訴えた患者さんの症例報告を致します。

第5中足骨・立方骨疼痛部位
第5中足骨・立方骨疼痛部位
第5中足骨・立方骨疼痛部位
第5中足骨・立方骨疼痛部位

長い距離の登山の途中から右足の裏外側の痛みが出始め、5日ほど休むも改善されず、むしろ杖がないと歩けないほどまで痛みが増悪して来院。

思い当たる外傷は無く、疲労のものと思っていました。

 

いつものように全身の機能検査をした後に治療していきましたが、今回は足関節の細かい機能検査についてのみお話をさせて頂きます。

 

患側の右足は内反気味で、外側から接地してしまっていました。

内反してしまう要因を検査し改善させなければなりません。

後脛骨筋・前脛骨筋の機能
後脛骨筋・前脛骨筋の機能

まず筋肉の影響から考えます。

前脛骨筋の影響が強ければ舟状骨は上へと引っ張られるのですが、今回の患者さんはいわゆる扁平足を伴っているため、どちらかというと後脛骨筋がやや緊張が強かったです。

後脛骨筋による舟状骨の内方変位が存在していました。

それよりは母指外転筋の緊張がより強く、踵骨と母指が近づく力がかかっていて、それが内反に影響しているものと考えられました。

距踵関節・内反 今回のは母指外転筋によるものと考えられます。
距踵関節・内反
今回のは母指外転筋によるものと考えられます。
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これで少し改善するものの、体重を乗せるとまだ痛い。

見た感じは足底弓のクッションはできていました。

それよりは足首から膝にかけての部分にクッション性がないように見えました。

腓骨の動きを検査してみると下方に変位しており、上方への動きが制限され、床反力を強く受けていることが考えられました。

内反と外反の接地方法
内反と外反の接地方法

上図の51・58・53の感じでしょうか

腓骨が後下方変位を治すと痛みは一気に下がりました。

上半身の治療によってもだいぶ変化が出ましたので、別記で記載したいと思います。

 

足の痛みは床からの反発力に対してどのような戦略を行っているか、そしてそれができているかを考えながら治療することが重要です。

 

今回の症例の全体所見から見た治療計画についてはこちら

 

足の痛みでお困りの方にお力になれていれば幸いです。

にしむら治療院 西村 公典

東京都港区芝5-27-5山田ビル503

03-6435-2437 nishimura@hari.space

にしむら治療院ホームページ

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