不妊治療 足のむくみ 東京都にしむら治療院

今回の症例は、不妊治療の目的で当院へ通院され、症状として腰痛と座骨神経痛、足のむくみを主症状を患っていた方です。

症状の改善とともに、本来の目的であるご懐妊・出産まで至り、とても素晴らしい経験をさせていただきました。

患者様に感謝申し上げます。ありがとうございます。

 

腰痛を機に来院された患者さんの多くに、足の症状を随伴している場合がとても多いです。

それは「足の痺れ」のように直接関係がわかるようなものもあれば、「足のむくみ」や「こむら返り」といった一見関係がないように思えるものまであります。

これまでに腰の治療で改善した足の症状は

外反母趾
足底腱膜炎
こむら返り
足のむくみ
膝の痛み
股関節の痛み
足の痺れ
足関節炎
捻挫後の足の痛み

など様々です。

足の症状の症例報告等はこちら

その考えられる理由として、腰から出る下肢への神経支配が考えられます。

 

さて不妊治療についても触れて行きます。

近年、子宮においての神経性調節機構の研究が盛んになってきました。

子宮に分布する神経は腰髄と仙髄から 出て大部分が骨盤神経節を経由し、子宮頸部に網 の目のように広がりさらに子宮全体に分布します。

子宮の神経支配
子宮の神経支配

参考図書:ネッター解剖学アトラス

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子宮の状態がどうなっているのかは、私では検査することはできません。

しかし、足の神経系の機能が改善しているかどうかは把握できます。

つまり足の神経系の機能検査によって、子宮に向かう神経系の機能の状態の予測はできるのです。

当院での不妊治療はこういった関連神経の機能検査によって状態を診て行きます。

ですので、当院では不妊治療に用いるツボを闇雲に刺激することは行いません

 

症例:30代女性

腰痛(右だったり左だったり)右足の座骨神経痛(たまに左側も)・両側の足のむくみ・頸肩のこりの症状があり、

婦人科にて、不妊治療(子宮内膜症の改善を主に行い、その後人工授精)中。

人工授精に合わせて当院に通院し始めました。

 

下肢の神経系の機能を診るために反射テストや神経のストレッチテスト法を行います。

SLR検査

両足ともに坐骨神経の牽引テストでは通常の1/3程度の機能でした。

アキレス腱の反射は強く、足首はだいぶ動きが制限されていました。

これではむくみを返すだけの足の筋肉が作用しません

むくみを取るには下肢の機能改善が必須です。

距腿関節
距腿関節・アキレス腱反射

本人曰く、ヒールの生活が長かったからだと仰っていましたが、腰の治療にてだいぶ柔らかくなったので、腰の影響だったと後で確認できました。

 

子宮への神経支配とも関係のある、仙骨・腸骨・腰椎との可動性をチェックし、下肢の機能がどれくらい変化するかを見てみます。

仙腸関節 側臥位
仙腸関節 側臥位
仙骨のモビリゼーション
仙骨のモビリゼーション
仙骨の上方への可動性
仙骨の上方への可動性

これらの治療で坐骨神経症状や下肢の神経伸張テスト、腱反射テストがだいぶ改善します。

先ほどお話しした様に、これらの変化は子宮に向かう神経系の改善にも繋がることが予測できます。

 

不妊に悩む患者さんの多くは、下肢の症状を抱えているにもかかわらず、それらが骨盤内の状態にも影響していることに気づいていません。

身体の声を聞き方を学ぶことで、少しでも改善へと向かう手助けができればと思っています。

東京都港区芝5-27-5山田ビル503

03-6435-2437 nishimura@hari.space

にしむら治療院ホームページ

西村 公典

 

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ヒールの足の痛み 足底腱膜炎 外反母趾 東京都にしむら治療院

「ヒールを履くから足が痛いのは仕方がない」というのは間違いである。

ヒールを履く人でもみんなが足の痛みを訴えるわけではありません。

確かに足の支持する面が狭くなるため圧力は増しますが、それだけが痛い原因ではないのです。

 

足底腱膜炎の他の症例はこちら

長距離走と足底腱膜炎・アキレス腱炎

ランニングと仙骨の可動性についてはこちら

 

外反母趾で困っている相談は数多く受けます。

手適切な検査と治療を受ければ、痛みは取れます。

 

今回、女優として活躍しています患者様の症例報告を致します。

左足の捻挫をして、それから足の裏の痛みが取れず、ヒールを履いても痛みのでないようにしてほしい、との相談でした。

既往歴として、昔バレエを踊っていたためにアキレス腱や足の痛みを長く経験していたことがあります。左足の方が痛みの経験は多かったそうです。

足の捻挫をしてしまい、それから一ヶ月も痛みが取れないとのことで来院されました。

 

既往歴(過去にどのような問題を抱えていたか)というのは大切で、どういう痛みが長引くのかを予測することができます。

もともと左足の痛みが起きていた経験から、右足に比べると左足はストレスを受けやすかったことがわかります。

つまり、捻挫した箇所だけを診ていては行けないということです。

 

左足の捻挫の経緯としては、足を組んでいた状態で座っていたあとに、立ち上がろうとすると足がしびれていて、膝が内側へと崩れる様にして足の内側に体重を乗せてしまったという。

一般的に考える捻挫とは異なることがわかります。

しかし足を組んでいて足が痺れたというのは非常に重要なポイントです。

検査をして行くとよくわかります。

 

足を検査すると

舟状骨が下方変位(捻挫の膝崩れと関連)、母指・第2指の中足骨頭が下方変位(外反母趾になりやすい状態)、踵骨の内方が上方変位(アキレス腱の問題)

右足のアキレス腱は左足より太く、若干右足の踵骨の動きは硬かった。

距腿関節
距腿関節

捻挫してしまった状態を元に戻していきます。

 

次になぜ足がしびれたのかを考えます。

腓骨という膝の下の骨のには坐骨神経の一種の総腓骨神経が迂回しています。

足を組んでいた時にその神経を圧迫してしまったのでしょう。

腓骨は後方変位を来たし、外側ハムストリングスは短縮していました。

脛骨の前方後方可動性検査
腓骨の前方後方可動性検査

これもしびれやすい状態を指していますので治さなければなりません。

 

これらはどちらかというと今回の痛みの件に直結するような問題点ですが、もともと左足の痛みが出やすかったところも考えていきます。

腰は左に凸のカーブを持ち、仙腸関節は左側がタイトになっています。

恐らくこれが左足の緊張を作っていたものと考えられました。

左の腰部仙腸関節の治療でだいぶ足回りの緊張はほどけ、より足の治療がしやすい状況となりました。

仙腸関節 側臥位
仙腸関節(この写真は右側の例)

右足のアキレス腱の硬さは股関節の牽引法でだいぶほぐれ、アキレス腱の太さも改善しました。

股関節のマイクロ牽引法
股関節のマイクロ牽引法

下肢の筋の緊張がアキレス腱に負荷をかけていたのでしょう。

 

ヒールを履かなければならない方に対して少しでもお力になれれば幸いです。

 

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バレエballetの足の痛み 美しく歩くための解剖学 東京都港区 にしむら治療院

当院では解剖学・運動学・生理学・神経学をもとに、様々なスポーツにおける身体のトラブルに対応しています。

そして痛みを取り除くだけでなく、明るく毎日を過ごすためのお手伝いもできるよう体が良くなってきた患者様にエクササイズをご紹介しています。

今回はバレエについて

美しく歩くためにもバレエのエクササイズはとても良いと感じました。
美しく歩きたいとお考えの患者さんにもご紹介していきたいと思います。

一般の方でも美しく歩くためにバレエを一度体験してみたい方は、先生をご紹介致します。

 

バレエでも、バレエ以外でも多い足のトラブルとして、アキレス腱炎・下腿筋膜炎・足底筋膜炎・腓骨筋腱炎・足関節捻挫がよく相談に来られます。

それらの痛みは、ただ緊張緩和や疲労回復のためのマッサージではなかなか取れません

まずは、どのような関節の動きに制限があるのか、緊張や疲労を強める理由が探さなければなりません

今回はバレエの足の動きが、ただつま先立ちをするのとは違うことを教えて頂き、足首のトラブルの対応へと繋がりましたのでご紹介致します。

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