ゴルフ・左股関節の痛み・太ももの張り 東京都にしむら治療院

ゴルフによって腰痛、座骨神経痛、そして股関節の痛みを抱えている人はとても多い。

それをすべて ”疲労” として片付けてしまって良いのでしょうか?
実際に数日休んでも痛みが続く人も多い。
やはり疲労ではない、そう思う方にはぜひ続きをお読みいただき、ゴルフパフォーマンスの向上や、身体の不調の改善にお役に立てていただけたらと思います。

 

今回は左股関節の痛みが続いている方が ”足首を構成する小さな関節の動き” が原因となっていた症例についてご紹介したいと思います。

この関節は『距踵関節』と呼ばれる特殊な動きを提供している部位で、この関節の治療ができる方はごく僅かと言われています。

距踵関節関節面
距踵関節

 

この関節がゴルフのスイングで特に必要とされるのは、インパクトからフォローしている間中です。

左足に体重を乗せながら、身体を左に捻る動き、
これがゴルフでは当然行われる動きです。

この際に地面についている足裏と捻っている身体を中継している部分には、「体幹」「股関節」「足首」です。

膝は?と思われる方もいると思いますが、膝は「捻る動き」においてはとても小さな動きしか持っていません。

もし膝が回り過ぎたら当然、痛めてしまいます。
ですので、膝が痛い方にとっても、この「股関節」と「足首」がとても重要になってきます。

 

「足首」と言っていますが、実際には足首の下で踵の上の関節、『距踵関節』と呼ばれる関節の動きです。

内反と外反の接地方法

このように接地の仕方によって必要とされる下腿の回旋を担うのが距踵関節です。

ゴルフの場合は重心を左右に移動する時にはこの距踵関節が大きな役割を果たし、特にインパクトからフォロースルーの大きな回旋力を必要とされる左足の距踵関節の役割はとても重要となります。

 

伸び悩む飛距離・腰の痛み・股関節の痛み・足のつり
もしかするとこの距踵関節の機能制限が潜んでいるかもしれません。

健康的にゴルフを続けたい方のお力に少しでもなれれば幸いです。

 

東京都港区芝5-27-5山田ビル503

にしむら治療院 西村 公典

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悩まされる股関節の痛み 開かない 上がらない 原因は?

最近は、座骨神経痛や股関節の痛みで悩まされている方が遠方よりたくさんいらっしゃっています。

  • いろんな治療を試されて来ているのに一向に良くならない。
  • むしろどんどん悪化している。
  • なんで私の痛みは取れないのか

このように相談されている方が多くて、どのような治療をされて来たのかを聞くととても残念と思うような内容を耳にします。

ほとんどの方が機能検査も触診もなく治療を受け続けていることに驚きます。

  • どの動きができないのか。
  • どこが痛むのか
  • どの動きが抵抗するのか。
  • どの動きがひっかかるのか。
  • どの動きが重いのか。
  • どの動きがつれるのか。

これは問診で捉えられる情報ですが、この後に必要なのが、機能検査と触診です。

”どの動きができないのか”
という問いに対して答える”日常に関わる動き”を、もう少し分解して
実際にはどの動きが身体には備わっていて
そしてどの動きが悪くなっているのか
の検査を計時的に見続けなければなりません。

SLR検査
SLR検査
股関節の屈曲
股関節の屈曲  前記の検査とは意味が全く異なる
股関節の外転検査
股関節の外転検査
股関節の外旋検査
股関節の外旋

などなど・・・。この他にもたくさんの基本の動きの検査が在ります。

治療後にこの変化がなければ基本、治療は失敗しています。

皆さんは検査と触診をしっかり受けて来ているでしょうか?

 

日常ではこの動きが複合的かつ連続的に行うことができて、初めて”動ける”ことができるのです。

ただ闇雲に押したり、引いたり、針したり、電気かけたり、では全く変わりません。

 

そして、神経支配となる腰背部の機能検査、股関節と常に連動し合っている仙腸関節、膝関節、足関節の検査も必ずしなければ治りません。

股関節と膝の連動
股関節と膝の連動
仙腸関節 側臥位
仙腸関節 側臥位
胸腰椎の機能検査
胸腰椎の機能検査

その他にも問診で得られた情報から推測した機能障害はきちんと検査をして、改善した際に股関節の痛みや動きと関連があるかを比べながら治療を進めなければなりません。

皆さんは全身の検査をされているでしょうか?

 

股関節の痛みでお困りの方に少しでもお力になれれば幸いです。

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長期に悩まされる座骨神経痛の症例

最近は、強い座骨神経痛に悩まされている患者さんが多数紹介され来られています。

  • 画像診断では手術をするまでの状態ではないと診断されたが自覚症状はかなり強い方。
  • ブロック注射で一時軽減するが数日で戻ってしまう方。
  • 手術は怖いのでまずは安全な方法で様子を見ている方。

最近はそんな方が多数来られている傾向に思います。

簡単にはもちろんいかないものですが、ほとんどの人が痛み痺れが改善できています。

まずはどんなことが起こっていやすいかをご紹介したいと思います。

40代男性

もともと腰痛があったが、日常非常に困る程度ではないため、マッサージや接骨院で経過を見てきました。

左足先の痺れが出始め、次第にふくらはぎの外側すねの前、そしてふとももの裏側と痺れがまして来て整形外科を受診。

ヘルニアはあるが手術するほどではない程度、座骨神経痛と診断されました。

整形外科での牽引やブロック注射を今までのマッサージでの治療に加えて行うが、次第に痛みが増して来て3ヶ月が経過、そして紹介され当院に来院に至りました。

左の骨盤は下方に下がり、腰椎は左側弯(左が凸)、左の背筋は過緊張。

その緊張した筋肉を押すと痺れがますため、マッサージは最近行っていないという。

左の臀部も緊張が強く、そこも押すと足に痺れが強く出現し、治療が手つかずになっている状態でした。

痺れが出ている場合には、どこを触ると痛みが上昇or減少するかを常に問いながら施術しなければなりません。

第4腰椎の棘突起と呼ばれる突起を左から右に押すと反対がからに比べて異常に緊張が強かったため、左から右に優しく触れていると痺れが減少すると話されていました。

腰椎のモビリゼーション
腰椎のモビリゼーション

仙骨が左下方に引っ張られているため、仙骨に手を置き、上方へと優しく、支えてあげるとこれもしびれが減少しました。

仙腸関節
仙腸関節

もう2,3点変化の出る部位があったのですが、それ以外は痺れが上昇するため、痺れ痛みの減少を来す4カ所のみを治療をすると、その場で痺れが7割減少し、楽に動ける様になりました。

一週間に一回の治療が3回目になると、楽になる場所が少しずつ増え、2ヶ月目には日常ではさほど困らないが、車に乗った後は痺れが出るとまでに回復し、月一回くらいになっています。

症状がきつい痛みも、改善する場所を患者さんの身体の反応から伺うことで良くなるようです。

腰痛や座骨神経痛に悩まされている患者さん、それを助ける医療従事者の助けになれば幸いです。

 

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にしむら治療院 西村 公典

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ヨガポーズから見る股関節と骨盤の歪み 東京都港区にしむら治療院

salutation seal position
salutation seal position
meditating
meditating
Woman meditating
Woman meditating
meditation
meditation

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いくつか瞑想の写真を載せていますが、それぞれ身体の傾きに差があるのはお気づきの方もいらっしゃるかと思います。

先日、瞑想Meditationの体勢後に「膝が痛くなる」「腰が痛くなる」「股関節が痛くなる」と相談に来られた方が数人立て続けにいらっしゃったので、瞑想の写真をもとにいくつか起こりえる問題点について説明したいと思います。

 

meditating
meditating

まず男性のこのポーズは、皆さんもお気づきの様に、股関節が固いために腰が落ちてしまっています。
特に右の股関節が開けていませんので、足の屈曲と外旋という動きを治療する必要があります

 

Meditation analysis
Meditation analysis

このアジア人の女性は、左の膝が浮いていますので、左の股関節が固いのがわかります(赤の線)。

肘の高さは若干左が低くなっています。

合掌は顏の真下で垂直になっていること、脇の隙間が右の方が大きいこと、などを考えると体幹が左屈していることで、肘の高さが異なっていると予想できます。

つまり、背骨の歪み(右凸)の部分と、左の股関節とを治療する必要があるかと思います。

posture analysis
posture analysis

この女性も左の股関節浮いていますので、左の股関節を治療した方が良いと思う方は多いかもしれません。(赤のライン)

この方の骨盤のライン(黒のライン)は左で高く、右が低いことに注目してください。

つまり、この方の膝の高さが異なるのは骨盤が歪んでいるからなのです。

肩も若干ではありますが、左が高くなっているので、(青のライン)骨盤の歪みが体全体の歪みへと影響を与えている例です。先ほどの方の骨盤の傾きと比べるとよくわかるかと思います。

meditating analysis
meditating analysis

最後にこの方は骨盤は左下がり(黒のライン)だが、膝は左が上がっている(赤のライン)のがわかります。

左の股関節が非常に硬いと予想できます。

骨盤が下がっている側の足が持ち上がるというのは相当な力で引っ張っているからです。

膝の曲がりも捻れが生じており、膝の痛みもしくは股関節の痛みが出やすい体勢です。

よく見ると膝の位置の前後にも差が出ています。

左膝が後ろで、右膝が前。

骨盤も左が後ろそして少し右に押し出されているため、骨盤からの筋肉よりも、腸腰筋と呼ばれる腰部から発する筋肉が強く引っ張っているのかもしれません

この方は股関節の牽引をかけて股関節と骨盤にゆとりを作ってあげることが必要です。

 

このように瞑想の体勢ひとつを取ってみても、身体はいろんな戦略を練っています。

禅の思想の中には、精神を今現在に戻すために身体の状態に意識を持って行くことを教えます。

無になることも一つですが、身体に耳を傾け、今どういう声を身体が発しているのかを聞きながら瞑想することもしてみてはいかがでしょうか?

 

身体の苦痛でお困りの方に少しでもお力になれれば幸いです。

 

にしむら治療院 西村 公典

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屈む時にお尻に電気が走る 足の痺れ 運動連鎖と動作戦略の分析 田町・三田・品川・浜松町 西村治療院

「足が痺れている」と言って来られる方の中に、「屈む時に電気が走る」という表現を使われる方がいらっしゃいます。

「屈む時に電気が走る(ビリビリ来る)」
「立ち上がる時に電気が走る(ビリビリ来る)」

など電気が走るような痺れ・痛みに対して解説と共に症例報告してきたいと思います。

この電気が走るという感覚は、ご存知の通り、神経によるものです。

痺れや痛みを感じているところへと向かっている神経の通り道のどこかで締め付けが起こっていると、屈むような体勢などで神経がストレッチされるる時にビリビリと痛みを出すします。

その中でもお尻に痛みが走る場合は、座骨神経・上殿皮神経・陰部神経などが関与しやすい神経かと思います。

上殿皮神経だと、ウエストから少し降りたところで、お尻というよりは腰に近い辺りを支配しています。

座骨神経は太ももから下肢まで降りている神経になりますので、太ももまで降りるようなビリビリ感があれば、座骨神経痛を疑います。

陰部神経は臀部でももう少し殿溝に近い内側の方を支配しています。

坐骨の部分は坐骨神経も陰部神経も関与しやすいので、少し難しい部分かとおもいます。

 

神経には筋肉の指令を伝達する運動神経、感覚を伝える感覚神経があり、しびれ感は感覚神経の問題になります。

 

もし動かしづらいというのがあれば、運動神経の問題ですが、今回は動いた時にビリビリする感覚の問題というので、感覚神経の問題だと推測できます。

しかし、ほとんどの場合は混合型で動きの制限もあるが、ビリビリする痛みが一番辛いといった様に、症状の優劣が生じています。

 

70代男性が座っていると右臀部に放散する痛み、立ち上がるとき、座る時にビリビリと電気が走る痛みを訴えて来院されました。

ビリビリする部位は、お尻から坐骨までのラインで、常に右臀部から太ももの後面側面のまで放散する痺れ感がするということでした。

ビリビリするのは、座骨神経か陰部神経の支配領域

太ももの外側は外側大腿皮神経と呼ばれるお腹からでて太ももの外側に向かう神経と、右臀部の座骨神経が関与していると予測できます。

しかし、大腿神経・坐骨神経は出発点が異なるため、同時に両方の神経が障害されることはかなり稀です。

この放散するしびれ感は恐らく仙腸関節・股関節から来る関連痛だと考えられました。

 

仙腸関節を触診すると

患側である右の腸骨は、前方に下方に変位し、
仙骨は右側方に引っ張られています。

大臀筋は過緊張を起こし、過敏な状態であることがよくわかります。

 

股関節の可動域は
SLR:R30° L35°  屈曲:R95° L120° 外転:R10° L30° 内転:R 5° L15°

 

すべてにおいて可動域が減少していることがわかります。

仙腸関節を優しく緩めて行くと

仙腸関節
仙腸関節

股関節の可動域が左右差がないくらいまで改善します。

屈んだ時に起こる痺れも深く屈むまでは起こらなくなりました。

ただ、長く座った後はまた足も固くなり、痺れも起こるため、座った状態での治療や、数回同じ治療を繰り返す必要はありましたが、改善することができました。

 

座り動作や立ち上がり動作の中に、仙骨の傾きや骨盤の捻り動作を伴った動きをしていたので、動きの癖も考えられました。

スクワットの様に運動療法も加えることで癖も多少改善できました。

 

年齢的に変形も起こるため、あきらめられてしまういとも多いですが、一つ一つ触診し、症状との関連性を考えながら施術していることで、身体は改善して行きます。

施術一つ一つの小さな変化の連続が、終わってみればかなり楽になることもあります。

身体の痛みで苦悩している方の力に少しでもなれれば幸いです。

 

にしむら治療院 西村 公典

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腰の痛み 足の痺れ 股関節の痛み 複雑化する痛みに対する臨床哲学 品川・田町・六本木 西村治療院

今日は哲学してみます。

モノログmonologからダイアログdialogへ

医学書や学校で学ぶのはモノログ(独り言)、臨床はダイアログ(対話)

日々の臨床というのは患者さんの物語を読み進めるようなものですが、本を読むモノログとは違い、ダイアログ(対話)によって物語は進んで行きます。

苦痛から解放へと進むある人の物語が、苦痛に悩む他の方の助けや共感を呼ぶことに繋がること、
これが症例報告の意味ではないでしょうか。

車の運転と腰痛

臀部の痛みとしびれ 腰部脊柱感狭窄症

股関節の痛み 足の痺れ 指が動かない

股関節のインピンジメント

 

この言葉を使うことは良くないのかもしれませんが、伝わる人もいるかと思うのであえて使わせていただきます。

身体というのは「多重人格」みたいなものであると思います。

 

右の腰が痛い・右足の下腿がしびれる・鼠径部辺りの股関節が痛い

こういった複雑な症状を抱えている患者さんはたくさんいらっしゃいます。

そう言った時に身体に起こっている状態、まさに一つの中に多数存在するというところで、「多重人格」の様に感じます。

体全体としては左足が動かしやすい様にしているために右股関節が動きづらい。
でも車を運転するために上げなければならない。
こういった一つの人格があれば、

股関節が動かない問題を腰から必死に上げようとするために起こる腰の可動性亢進状態。
固定と安静が必要な状態なのに、股関節が動かないために腰としては無理をしなければならない。
そうしたもう一人が存在しています。

腰が可動性亢進状態となり、足が上がらないために腰を持ち上げる、結果、足は上へと引っ張られてしまいます。
上へと引っ張られた足の長さを補うために、つま先立ちのように少し踵を浮かせます。
そうすればふくらはぎの筋肉には緊張が起こり、疲労からか痺れが起こりやすくなります。
腰の圧迫も同時に起こり、坐骨神経痛の関与も出てしまう。
こんな一人も存在しています。

このままじゃダメだ!!そうだ運動をしよう。
運動が身体に良いと思い、運動を始めるものの身体は思う様に改善せずむしろ、運動後に痛みと痺れが強くなる。
身体が持つ意志と頭で考える意志の解離が起きている状態。
そこは使わないでと身体は訴えるのに、動かすことが良いことだと頭で考えている。

そもそもは股関節が動きづらくなったことからいろんな人格が出てきているのだとすれば、そこを治すことができれば、いろんなものも一つとして統合できる。
たくさんの腰痛患者さんを見させていただいてきて、「良くなる」というのは「統合されて行く」、そんなことのように最近は感じています。

 

一つの身体の中に存在する多数の人格と対話し、
人格一人一人の問題点を診る小さな流れ、
そして統合して一つとしてみた大きな流れを組む、
これが複雑化した症状の患者さんに取って必要なことだと思います。

多重人格をインテグレートしようとすれば反発する、どちらかというとハーモニーのイメージでしょうか。

 

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西村 公典

 

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