腰痛 お尻の痛み 田町にしむら治療院

「腰痛です。」「腰が痛い。」

どこですか、と問うと人それぞれ指し示す腰は違います。

お尻を触る人もいれば、ウエストに手をやる人もいます。

他にも肩甲骨の下辺りの背中と表現しやすい場所を触る人もいます。

その人の言葉で表現するよりも、実際に触れてもらう方が場所を把握しやすいのが、身体の部位の表現かと思います。

 

40代男性 デスクワーク

今回はそのとき、お尻を触って、腰が痛いという方について分析していきたいと思います。

「腰が痛いということですが、どのへんですか?」

「この辺りです。」とウエストにある骨盤の骨の少し下を指しています。

大殿筋・中殿筋

中殿筋と呼ばれる筋肉あたりを触っています。

そこからお尻の方まで痛みが広がっている、という話でした。

 

大きく分けて三種類考えられます。

1:中殿筋が痛みを発していて、その筋肉自体がお尻の方まで痛みを出している。いわゆる筋肉による痛み、トリガーポイントです。

2:中殿筋を支配している上殿神経と共に仙骨から出てくる座骨神経が障害され、お尻の痛みまで出している。いわゆる神経痛

3:仙腸関節が炎症を起こし、中殿筋付近とお尻に放散する痛みを発している。仙腸関節炎の放散痛。

 

実際にはこれらはすべて起こっていて、どれが痛みの優先が高いかといった差になると思います。

 

問診と検査の結果、

股関節の問題が発起し、それが仙腸関節に炎症を起こし、続いて座骨神経の緊張を起こしていた、と考えられました。

 

まず行った検査です。

仙腸関節の動きを検査してみると、動いていますが、痛みと放散痛が再現されます。

過敏になっているため、仙腸関節の炎症が疑われ、過敏なため仙腸関節の治療は困難な状況でした。

仙腸関節検査

(※恩師の中川貴雄先生のカイロプラクティックノート2より抜粋
仙腸関節の治療を行っている方は必須の教科書です。お勧めです。)

カイロプラクティック・ノート 2 モーション・パルペーション修得のために
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股関節を検査すると、患側側の大転子が凹んでいます。

大転子検査

大転子が凹んでいるとどういうことになるかというと、関節可動域は減少するのはもちろんですが、

外転筋である中殿筋のテコの作用が弱くなり、力が入りづらくなります

可動域は外転内転共に減少し、屈曲位の外旋、つまりあぐらをかくような動きも制限が強かったです。

確認すると、腰痛が強くなる前に、座敷であぐらをかいて飲み会があったとのことでした。

 

股関節の狭くなったものを関節の弛緩法(とてもとても弱い力で牽引し、関節と周りの筋肉を緩めていきます)を用いて機能を改善させると、仙腸関節の過敏な状態が解除され、仙腸関節の治療が行える様になりました。

仙腸関節 側臥位

仙腸関節

 

長時間のあぐらによる股関節の機能障害 → 仙腸関節にストレスをかけ、炎症を起こす → 座骨神経も障害され、筋肉、関節、神経による複雑な痛みへと発展

 

このように上手く身体の読み込みができれば、とても良い結果が生まれます。

 

腰痛、下肢痛にお困りの方にすこしでもお力になれれば幸いです。

 

にしむら治療院

東京都港区芝5-27-5山田ビル503

03-6435-2437

県外からも多数来られていますので、メールやお電話からでも御気軽にご相談ください。

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