腰椎椎間板ヘルニア有する患者の検査と治療 東京都港区にしむら治療院

「腰椎椎間板ヘルニア」の治療というよりは、

「腰椎椎間板ヘルニアを有する患者さんの治療」という方が正しいと思っています。

 

当院には腰椎椎間板ヘルニアをお持ちの患者さんがたくさんおりますが、何人かを除いては、皆さん痛みや痺れが改善されています。

恐らく、MRIを撮影するとヘルニア自体は改善していない人もいると思います。

しかし、なぜ良くなるのか、

それはヘルニア以外で起こっている痛みの原因を検査し治療していくからです。

今日はヘルニアを抱えていた患者さんが、腰・背中・股関節・膝関節・足関節の治療で腰痛が治った例をご紹介します。

 

40代男性 デスクワーク 車の乗り降りで腰を痛める

症状:主に右腰下肢の痛みとしびれ、随伴で膝下から足首の重だるさとしびれ、足が吊る、背中のコリ感、目の疲れ

 

歩行動作を撮影すると右腰が前にねじれて歩いているのが確認できます。

下肢伸展挙上テスト15°で座骨神経痛が再現されているため、かなり深刻な状態でした。

SLR検査
下肢伸展挙上テストSLR

SLR時に足関節の内反・膝関節の内旋・股関節の内旋・腰椎の伸展の緊張を感じたため、各関節の検査と治療を行いました。

 

股関節外旋制限・外転制限・屈曲制限が強く、マイクロ牽引法で各制限を少し取り除いていきます。

股関節のマイクロ牽引法
股関節のマイクロ牽引法
股関節のマイクロ牽引法2
股関節のマイクロ牽引法2

次に膝関節と足関節を緩めていきました。

IMG_2822
距骨・踵骨のモビリゼーション
IMG_2823
膝関節の牽引法

するとSLRは20°から30°になり、右の下腿の重さが取れました。

 

うつぶせは長く耐えられないため、側臥位の仙腸関節の治療を行いました。

仙腸関節 側臥位
仙腸関節 側臥位

するとSLRはさらに35°まで改善し、健側と比べると10°の差まで改善しました。

座ると右腰の詰まった感じ、重い感じは未だ存在し、次に腰椎の圧迫がかかっている部分の改善へと向かいました。

胸腰椎座位モビリゼーション
胸腰椎座位モビリゼーション

腰にかかる重みが、普段感じている背中のこりの部分を取り除くと改善されたため、普段の背中の緊張が腰の痛みを強めていることもわかりました。

 

腰の痛み・足の痺れでお困りの方のお役に立てれば幸いです。

にしむら治療院ホームページ

03-6435-2437

 

 

腰椎椎間板ヘルニアの理学検査であるSLR検査を例にご紹介致します。

SLR検査

この検査は30°〜70°の範囲で坐骨神経に沿った痛みがあれば、腰椎椎間板ヘルニアの可能性が高いとされる検査です。

しかし、体が硬い人はお分かりかと思うのですが、多くの人はこの検査で坐骨神経に沿った痛みが出ます。

中には画像検査でヘルニアを持っていれば、その人の痛みがヘルニア以外の問題が関わっていたとしても、その人の病名は「腰椎椎間板ヘルニア」とされてしまいます。

手術後に余計悪くなる腰の痛みはこの場合です。

 

当院ではこの検査を治療部位を見つけるための検査、そして治療効果を判断するための検査として用いています。

 

整形外科や理学療法士で構成されるAKA療法は同様にSLRを検査と治療効果判定として用いています。

 

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