腕肩が重い 肘の痛み 座骨神経痛との関連 にしむら治療院

先日に引き続き、肩や腕の問題についての症例報告をします。

もともと座骨神経痛を持っている方は、痛みの程度によっては慣れてしまい、「無理をしなければしびれているけれど我慢ができる状態」という方はたくさんいらっしゃると思います。

そうなると治療を受けるとまでには思い切れません。

今回、デスクワークによって腕が重く痛みが出た時に、それが座骨神経痛との関連部位の治療で改善をした方がいらっしゃいましたのでご紹介します。

 

50代女性 デスクワーク

仕事でのデスクワークに、引っ越しの作業によって腰の重だるさと右肩から腕・肘にかけて重く痛みが出ました。

左側の腰痛と臀部から足にかけての痺れは20年くらい患っており、引っ越しの作業で悪化したものの普段は我慢できる程度に落ち着いていた。

 

肩の可動域

屈曲(前方挙上)右100° 左130°

外転(側方挙上)右85° 左130°

肩可動域肩の外転可動域検査

肘の可動域

屈曲 右120° 左130°

肘屈曲肘の屈曲検査

伸展 右0°(動作時重い) 左0°

肘と肩の伸展実際のデスクワークに似せた肘と肩の協調動作検査

 

右肩が上がり

胸椎から上部腰椎にかけて右側弯

股関節の可動域

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左股関節 外転・外旋・屈曲外旋の制限

仙腸関節は右側が亢進状態で、外下方に開いています。

 

つまり全体的に左側は下へと引っ張られており、右は上に引き上がっている状態です。

左下肢の痺れと、右上肢の重だるさに関連性があるなと考えました。

まずは長く抱えていた左腰下肢の症状から改善していきました。

股関節をわずかに牽引し、股関節の可動域を改善させます。(強い牽引は左下肢をさらに下方へと変位させてしまうので、感じない程度に牽引)

股関節牽引

 

腰椎・胸椎の左下方変位になっている箇所を探し、緩めていきます。

胸腰椎のモビリゼーション
胸腰椎のモビリゼーション

 

 

腰下肢の痺れは減少しました。

肘の関節の動きを改善するために肘関節の牽引やモビリゼーションで動きを良くしていきます。

肘関節のモビリゼーション
肘関節のモビリゼーション

 

だいぶ腕の動きは軽くなりましたが、じっとしていた時の重さはまだ取れませんでした。

頸椎を座位でゆるめ、さらに腰椎の硬かった場所を最後上方へと力を加えると、腕の重さが消え肩の可動域も正常になりました。

胸腰椎座位モビリゼーション
胸腰椎座位モビリゼーション

 

メカニカルな組織の緊張は全身に影響を及ぼします。

やはり広い視野で身体観察をしなければなりません。

 

腕の痛みやしびれ、腰の痛みや痺れでお困りの方のお役に立てれば幸いです。

東京都港区芝5-27-5山田ビル503

田町駅・三田駅徒歩2分

にしむら治療院ホームページ

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