牽引で悪くなる頸と肩の症状 東京都にしむら治療院

頸椎性神経根症・頸椎ヘルニア・頸肩腕症候群・肩関節周囲炎・肩こり・頸椎症・変形性頸椎症

いろんな病態がある中で、それぞれがその病態になった経緯によって治療の方法は変わります

 

神経根症を例にしてみましょう。

神経根症というのは圧迫による症状と思われているかもしれませんが、過度の牽引による障害も多いのです。

「神経根の障害」として一つの疾患にまとめられてしまっていますが、圧迫型牽引型と大きく二つに分類できるかと思います。

縮めて症状が取れれば牽引型、牽引して症状が取れれば圧迫型です。

とても単純です。

 

単純なのに、なぜ症状はなかなか取れないのでしょう。

問題なのはどこがどのように圧迫を受けているのかを見つけるのが難しいためです。

 

組織のメカニカルな緊張は全身に波及する

これは神経の治療を細かに行っているバラル先生の言葉です。

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牽引型(この場合は圧迫型にもなり得ます)の次の例をご紹介しましょう。

デスクワークで、パソコンを操作しています。L時型のデスクです。

キーボードは体の正面ではなく左側。ディスプレイも左側。

足下も左にしたいところですが、引き出しが両側に配置されているため足の向きは上半身に対して右側を向いていなければなりません。

つまりは体をねじっています。

そして先ほどのバラルのお言葉「組織のメカニカルな緊張は全身に及ぶ

腰からの捻れは上半身に対して、一方では下方に、もう一方では上方へと押し上げることもあります。

この場合は腰や股関節の捻れを治さなければ頸は治りません。

仙腸関節 側臥位

仙骨のモビリゼーション

 

 

もしかすると、膝の慢性的な疼痛がこのねじれを引き起こしているかもしれません。

もしかすると、靴に足底板を入れたことが引き金かもしれません。

もしかすると、歯の治療で噛み合わせが変わったことが影響したのかもしれません。

 

長いこと痛みやしびれでお困りの方はこのように、症状と遠く離れたところからのメカニカルなストレスを受けているかもしれません。

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肩の外転可動域テスト・肩の動きがどこから制限が来ているのかを探ります

問診と全身のスクリーニングによって多くの方が痛みから解放されています。

少しでもお力になれれば幸いです。

 

にしむら治療院 西村公典

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03-6435-2437

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「牽引で悪くなる頸と肩の症状 東京都にしむら治療院」への2件のフィードバック

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