左に体が引っ張られる めまい治療 西村治療院

身体の不調により苦悩する患者様、支える医療従事者にとって役立つ部分がありましたら幸いです。痛くない、安全安心な施術  にしむら治療院

今日はめまい治療においての問診・検査・治療計画についてお話しします。

症例報告としまして、股関節と足関節の治療がめまいを消失させた例を紹介致します。

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30代男性、めまいはまわるような感覚ではなく、ふらふらと左に振られるようなめまい感がありました。

理由なくめまい感は現れ、今回は一ヶ月経っても改善されなかったために来院されました。

「理由なく」とありますが、症状が偶然表れることはなく、必ず要因が存在するため、検査により詳細を把握していきます。

 

今回の場合は座っていても立っていても左に引っ張られるめまい感でしたので、実際に歩行動作と座った状態での体幹の動きを検査しました。

もちろん眼球運動も検査し、体幹の動作に伴って眼球運動にどのような変化が起こっているかも検査しなければなりません。

 

歩行時左に体幹は不安定を示していました。

座っている時は左肩が上がり、左の背中が緊張が強く、体幹の動きを検査すると右回旋時と右側屈時に体が左に引かれることが読み取れました。

体幹と肩の可動域検査

体幹 回旋

肩可動域

 

座っている時よりも立っている時の方が肩の高さや背中の緊張が強いこと、歩行時に大きくめまい感が表れるのは、骨盤を含め股関節から下にある部分に影響が強いことも示唆されます。

 

つまり治療は下肢の治療を行い、座ったとき、立った時に体の不安定性が改善されている状況にすることがとても大切であることが問診と検査から伺えます。

 

眼球運動を検査すると左に眼を動かすと辛く目が重く感じました。

 

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体幹が安定される位置に動かした後に眼を動かしてもらうと、違和感なく左に動かせました。

このように眼を動かしにくい原因が体幹にあることもわかり、目のリハビリを組むよりも、体の動きを改善させることで目の動きが変わることがわかります。

ここまででだいぶ流れが見えてきたと思います。

目の動かしにくいことは体が左に動揺することが原因で、体の動揺が立った時に強く表れているのは下肢に問題が強いこと、ここまでわかってきました。

 

このように体の状態を読み取っていくと患者さん自身も自分の今までの経過から思い当たることがいくつか出てきます。

 

このかたは学生時代に足首を捻挫を良くされていて、たまに今でも左足首に違和感を感じることを、下肢の治療がめまいと関係ある可能性を見つけてから話し始めました。

ここまでくれば良くなるための治療計画が立ちます。

 

実際に足首を検査すると、左足首の距骨という骨が動きがなくなり、足首から股関節まで強い緊張を出していました。

足首の機能を改善させ、股関節の緊張と動きをやさしく作っていくと、その場からもうめまいがなくなりました。

仙腸関節 側臥位股関節・仙腸関節の弛緩法

 

歩行動作を確認するとまだ動揺がありますが、立った状態、座った状態、歩行動作とも、最初のような左に強く引かれる動き方はだいぶなくなっていました。

 

一週間後もまだめまいなく過ごされています。

実際に治療する前にここまできれいな治療プランが成り立つことは少ないですが、治療計画がきれいに成り立つ時というのはとても良い結果が生まれます。

めまい治療を当院ではこのように計画しています。

 

昨今いろんな治療が開発され、非常に危険なものも出回っています。治療のために行ったはずが、痛い目に遭ったという話もよく耳にします。できるだけ合わせる様に努力していますが、私自身の治療も皆様に本当に合うのかはわかりません。初めての治療が怖いと思う方もたくさんいらっしゃいますので、まずご相談からでも構いません。少しでもお役に立てれば幸いです。

痛くない、安全安心な施術  にしむら治療院

ホームページからメールにてご相談もできますのでご気軽に連絡ください。

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