妊娠中の腰痛 押さない触れるだけの安心な手技 東京都港区にしむら治療院

どんな人もぎっくり腰になるリスクというのは持っています。

その時期が妊娠中だとどうでしょう、普段受けている治療では心配なことがあるかと思います。

 

妊娠3ヶ月、安定期を過ぎるかどうかといった時期にぎっくり腰になった患者様の症例報告を致します。

 

整形外科で行っている腰痛の治療法は、一般的に、電気・温罨法・冷罨法・牽引・服薬など。

検査法は画像診断が一般的で、X線、MRI、CTなどなど、徒手検査も行う病院もありますが、簡易的な理学検査です。

 

妊婦さんにとっては、病院での画像診断は行えないし、服薬以外の治療法も胎児の影響がないかと思うと不安を感じるかと思います。

だからといってマッサージや接骨院も不安があり、結局紹介された安心な治療法を行っているところへとたどり着く、もしくは痛みが治まるのをただ待つという状況となります。

 

この度、従来のマッサージや接骨院での治療だと不安ということで、当院へ紹介された妊婦さんの腰痛治療を紹介致します。

 

30代女性、妊娠3ヶ月

子どもを抱っこした際に、右腰にピキっと痛みが走り、それ以降、立ち上がり動作、歩行時、寝返り時に痛みが走る。

一週間経過して痛みが落ち着くかと思ったが、悪化し、来院する。

 

来院時にはびっこを引く感じで、すり足の様に歩くので衝撃が加わると痛いようでした。

屈んだり、立ち上がったりで痛みが走り、ゆっくりと動いている様子が見えます。

 

痛い部位は右の骨盤あたり、仙腸関節と呼ばれる部分です。

左に比べて、右側は開いていて、この緩さが痛みを起こしているようでした。

 

妊婦さんは骨盤の関節は緩くなりますが、まだタイミングとしては早いため、これは異常な弛み、つまり捻挫に近い状態であると考えました。

腰椎は左側弯のため、右腰に乗る様に体は右へと傾いていて、それが右に負担をかけている要因と考えられます。

股関節の動きを検査すると、右足は曲げることと、開くことが困難でした。

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SLR・股関節屈曲・外旋・外転の制限

 

股関節の可動域の制限が仙腸関節に負担をかけるため、

仙腸関節の異常の弛みを取るために、腰椎と、股関節の可動域を広げてあげること、

仙腸関節の異常な前方と外方への緊張を取り除くことで痛みの改善を計りました。

 

大切なのは刺激を感じてない程度の手技で治療することです。

人間以外の動物も流産というものは自然に起こりうるものですが、手当という自然に近いような手技が適すると私は思っています。

押さずに触れるだけ、これを徹底しなければなりません。

そしてうつぶせには慣れませんので、側臥位と仰向けの治療でそれを行いました。

仙腸関節 仙腸関節 側臥位 股関節牽引

 

側臥位の仙腸関節の弛緩法・股関節のマイクロ牽引

触られていることくらいしか感じないような安心安全な手技です。

 

直後から歩く時の痛みは消え、立ち上がり時の痛みはまだありました。

座った状態で腰部の緊張部分に手を当て、少しずつ捻ってもらい、筋肉の部分的なストレッチを行うと立ち上がり時の痛みも改善しました。

 

妊娠に限らず、身体が過敏な状態にある場合には、それに適した刺激の弱い治療を選択すべき状況はたくさんあります。

その人に合った施術を当院では検討していきます。

 

東京都港区芝5-27-5山田ビル503

にしむら治療院ホームページ

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