ゴルフの解剖学 体幹の回旋 ヘッドの引く方向・走る方向 肩の上下 スエー

今日も運動学からみたゴルフスイングについて考えていきます。

「体幹で捻る」「体幹の捻転」「骨盤で回す」「股関節から回す」

捻る・回旋する動きが重要視され始め、体重移動やスエーについては諸説ありますが、今日は体幹・骨盤・股関節の回旋について関節運動学の点から解説し、「ゴルフ後に背中が痛くなる」、「お尻が痛くなると」いった症状に対しての治療まで考察していきたいと思います。

 

まず重要な股関節についてですが、股関節の回旋角度は、足の曲げる角度によって大きく変わります。

理由は強固に付着している靭帯によるものです。

股関節が屈曲している状態・例えば座っている状態の場合は靭帯は緩んでいます

股関節の屈曲角度と靭帯
股関節の屈曲角度と靭帯

大腿骨の骨頭と寛骨臼による球関節が股関節の形状ですが、四つん這いになるような屈曲・外転・外旋が股関節が一番適合する位置になります。

骨頭と寛骨臼の適合
骨頭と寛骨臼の適合

これらを踏まえると骨盤は少し前に前傾させることで股関節の回旋を大きくすることができることがわかります。

無理矢理にぐいぐい捻る運動するよりも、まずは股関節が一番回旋しやすい状態に治療することが重要です。

 

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大切なのはこの関節の動きは、部位ごとによってカップリングと呼ばれる回旋力に伴う傾きが生まれます。

スエーしてしまうのはこのカップリングが上手く行われないためです。

どこの関節が大きく動いてしまい、逆にどこが動かないのかを検査し治療をすることで、スエーや回旋に対する肩の上下を治すことができます。

脊柱にしろ股関節にしろ、関節は左右にあります。

片方側が動き、片方側が動かない場合、ボールに対して体からの距離が変化していしまいます。

ただ回せば良いわけではなく、ボールに対して近づく回旋と、離れる回旋をうまく合わせることで、回旋の軌道を楕円形に作り替えることができます

この楕円形の軌道が、打点の安定をもとらすことに繋がります。

御自身のスイングで関節のどこに問題が生じているか、自分のスイング以上に自分の体について知ることが重要です。

ゴルフのパフォーマンスに限らず日常の痛みや苦痛に悩まされている方のお力になれれば幸いです。

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