めまい・ふらつき 乗り物に乗れない 東京都港区 にしむら治療院

最近、腰痛や頭痛、痺れの症状以外に「めまい」実際には「めまい感」を伴った患者さんの紹介が増えてきました。

めまい感」と表記したのは、耳鼻咽喉科や脳神経外科で診てもらっても原因が分からない、やストレス、または心療内科を勧められるような状態である、いわゆる病的に認められていない「めまい症状」だからです。

めまいに対する他の症例報告はこちら

めまい(右に引っ張られる)右側頭部頭痛の症例

手足に力が入らない 右に引っ張られるめまい 症例報告

左に体が引っ張られる 症例

乗り物酔い 電車により増悪するめまい感 症例

めまい治療の考察 内部モデルの異常形成

めまい感は行動制限を生じさせるため、それを機にうつや運動不足による代謝障害に発展したりしてしまいます。

まずはしっかり「めまい感と関連性のある症状」を見つけ改善させることが重要です。

 

では、病院で問題を見つけられなかっためまいにどんな問題が隠れているのでしょうか

 

症例報告をかねてご紹介致します。

40代女性

昔から乗り物に乗るのは苦手で特に飛行機はめまい感が強く出現していた。

時々激しい頭痛に教われるが、めまいが強くなるタイミングで起こる。

最近は車に乗ることでもめまいが生じてきた。

ぐるぐる回るというよりはグラグラするめまい感。

 

問診でお話ししていると、眼球運動がわりと目立つタイプで、頸が回りにくそうなのがわかりました。

頸の回旋検査をしてみると、

右回旋45°、左回旋10°

体幹の回旋検査をすると

右回旋20°、左回旋5°(代償動作がでやすい)

股関節の可動域検査をすると、

右足の外転45°、左足の外転10°

アキレス腱の硬さを評価できる足首を曲げる角度を測ると

右足背屈20°、左足背屈10°

 

つまり左側に動くための機能はほとんどが制限されていました

めまいだから制限されているのか、制限されているからめまいがするのか。

本人も左に向くと気持ち悪いと仰っていました。

 

我々の治療ができる範囲というのはほんの僅かですが、動く範囲を改善する治療はできるところです。

 

念のため、眼球運動を検査すると、体幹と同様に

右外転full、左外転40°付近で眼振が起こる

眼球も同様に左側に向けないことがわかり、まずは頸と体幹の可動域の改善をした後に、眼球運動が改善するか診ることにしました。

 

体幹の可動域が改善すると共に、眼球運動も眼振なく、不快感もなく、左に動かすことができる様になりました。

 

長年感じていためまい感は、4回の治療でなくなり、ただ疲れると再発するので定期的に今も治療を続けています。

 

一歩歩けば世界が変わって見える様に、視覚にまつわる問題が改善された後の患者さんは世界が明るく見えるようです。

 

めまいの方に少しでもお役に立てれば幸いです。

御気軽にご相談ください

東京都港区芝5-27-5山田ビル503

03-6435-2437

にしむら治療院ホームページ

 

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